「アウフグースって気持ちいいけど、髪や頭皮にダメージはないの?」
そんな不安を感じたことはありませんか?
2025年現在、アウフグースは通常のサウナ以上に髪と頭皮へ負担を与えることが分かっています。
現役アウフギーサーである筆者が、実体験と科学的根拠を交えて解説します。
サウナのアウフグースは髪を傷めるのか?

結論から言いますと、髪へのダメージリスクは高まります。
アウフグースではタオルで熱波を送るため、通常よりも強い熱対流が発生します。これにより、髪と頭皮は以下の影響を受けます。
- 熱変性:髪の主成分ケラチンが高温で変質し、枝毛や切れ毛を引き起こす
- 乾燥:頭皮の油分・水分が急激に失われ、フケやかゆみの原因に
- 血流への影響:急激な温度差で毛根への血流が低下し、抜け毛リスクが増す
特に濡れた髪は危険度が倍増します。キューティクルが開いているため、熱変性が起こりやすい状態なのです。
サウナで髪が傷む理由と、絶対に知っておきたい守り方
サウナに入るとき、実は「髪の状態」がダメージの大きさを左右することをご存じでしょうか?
髪の主成分であるケラチンタンパク質は熱に弱く、特に濡れた状態だと内部の結合が一時的に壊れてとても不安定になります。
この“弱っている状態”の髪に、サウナの80〜100℃という高温が直撃すると、約60℃前後から始まるタンパク質の熱変性(元に戻らないダメージ)が一気に進んでしまうのです。
実際にダメージが進むと…
- 髪が硬くゴワつく
- 切れ毛・枝毛が増える
- ツヤが失われる
といった変化が起こります。
特に要注意なのは「濡れた髪でサウナに入ること」。湯通しやシャワーのあと、水分を拭かずにそのまま入ってしまうと、髪内部の水素結合が切れた“無防備な状態”で高温にさらされ、ダメージが加速します。
逆に、乾いた髪であればリスクは中程度。とはいえ、高温に長時間いると徐々にタンパク質が損傷するため、油断は禁物です。
髪を守る最適な対策は以下の2つ:
- 髪を濡らさないこと(入室前にしっかり拭く)
湯通し・シャワー後は必ずタオルで念入りに水気を取るだけで、ダメージ量が大幅に変わります。 - サウナハットを着用する
熱が集中しやすい頭部を守り、髪が60℃以上の環境にさらされる時間を減らしてくれます。
この2つを徹底するだけで、サウナを楽しみながらも髪へのダメージを最小限に抑えることができます。
熱波師の実体験:サウナハットの有無で髪のダメージは変わる?

私は2020年からサウナに通い、好きが高じてアウフギーサーとしても活動しています。
実際にサウナハットなしでアウフグースを受けたとき、頭皮がジリジリと焼けるような感覚を覚えました。
一方、ウールフェルト製のサウナハットを着用した際は、頭皮温度が約5〜10℃下がり、快適に過ごせました。
これは断熱効果による明確な違いであり、髪を守るためには必須アイテムと言えます。
アウフグースで髪を守る3つの方法
髪のダメージを防ぐために、以下の習慣を取り入れてください。
- 必ずサウナハットを着用する(特にウール素材がおすすめ)
- 入室前に髪をしっかり拭く(濡れたままはNG)
- サウナ後は頭皮ケアを行う(シャンプー・保湿トニックでダメージ修復)
Q&A:アウフグースと頭皮ダメージの疑問
Q. サウナでハゲるって本当?
A. サウナ自体は血流を促進し育毛にプラスですが、高温の熱風を受け続けると髪の熱変性リスクがあります。
Q. サウナハットは本当に効果がある?
A. はい。実際に頭皮温度を5〜10℃下げる効果があり、髪の保護に直結します。
Q. 抜け毛が増えたらどうすべき?
A. 早めのケアが重要です。シャンプー・サウナハットに加え、AGA治療や育毛アイテムも検討してください。

まとめ:アウフグースは正しいケアで楽しもう
- アウフグースは通常のサウナ以上に髪への熱ダメージリスクが高い
- サウナハット・乾いた髪・アフターケアでダメージを防げる
- 正しい習慣を取り入れれば、髪を守りながらアウフグースを楽しめる
髪や頭皮を守りたいサウナー男子は、ぜひ今日から実践してみてください。
次回予告:サウナ後の頭皮マッサージ効果
次回は「サウナ後の頭皮マッサージは育毛に効果的か?」について解説します。
血流促進と毛根刺激を活かしたケア方法を、実体験と科学的根拠を交えて紹介します。
サウナ後の頭皮マッサージは育毛に…👉
筆者プロフィール

サウナ好きの美容男子として、肌と頭皮の悩みに本気で向き合っています。現役アウフギーサーの視点から、整いながら美しくなるための知識とケアをお届けします。
現役アウフギーサー(週末やイベントで活動)・美容男子。週2回のサウナ通いと自身のAGA対策・スキンケア体験をもとに、男性サウナーのための記事を執筆。


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